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ラディザクト シリーズ

製造販売企業:アキュレイ株式会社

製品について
ラディザクトシステムは,ヘリカルCTの画像再構成原理を線量計算や照射実行方式に適用するアイディアで開発された放射線治療機であるトモセラピーの最新プラットフォームです。MVCT撮影速度と線量率向上により治療時間を短縮し,ヘリカル照射とダイレクト照射の2つの照射モードで患者さん毎に最適な治療計画が選択可能です。さらに,サイバーナイフシステムで実証された追尾機能Synchrony®オプションが利用可能になりました。また,オフラインアダプティブセラピーおよびリトリートメント支援ツールを装備したパワフルなAccurayPrecision®治療計画システム,複数のアキュレイシステムとの相互運用を可能にするiDMS™データ管理システムが付属しています。
特長
特長<1>
CTスキャナーと放射線治療システムの統合
・トモセラピーシステムは、CTスキャナーと放射線治療システムを統合したデザインです。この独特のデザインにより、毎日治療前に行う患者位置合わせの精度を担保し、リング型ガントリーを活用しながら三次元原体照射法(3DCRT)と三次元画像誘導による強度変調放射線治療(IG-IMRT)を行うことができます。
・ラディザクトシステムは、上記トモセラピーをベースに線量率を850cGy/minから1,000cGy/min に増加させ、また画像誘導放射線治療用のメガボルトCT画像取得時間を短縮させ、なおかつ画質改善された新しいモデルです。従来トモセラピー比較でのスループットは約25%の改善実績があります。さらに装置の機能向上に伴いソフトウェアも進化しています。

特長<2>
バイナリーマルチリーフコリメータ(MLC)搭載
ラディザクトによる放射線治療は、高度なMLCにより支えられています。MLCを高速開閉させることで照射ビームを多数の細かいビームレットに分割します。MLCの動きのパターンは治療実施前に正確に計算され,並進する寝台の周囲を小型加速管とMLCが連続回転しながら照射。放射線ビームを腫瘍に集中させる一方で、重要臓器を避けるように照射を行います。

特長<3>
ヘリカル照射とダイレクト照射、2つの照射モード
2つの照射モードで患者さん毎に最適な治療計画が選択可能。ヘリカル照射では直線加速器が回転し、寝台,MLCと同期しながら強度変調放射線治療(IMRT)を行います。ダイレクト照射では特定の角度から非回転照射を行います。

特長<4>
動体追尾機能Synchrony®オプション
動く標的に対して安全に放射線治療を行うための3つの役割を担うアキュレイ社独自の技術です。

特長<5>
ヘリカルkVCTイメージング ClearRT™ オプション
ClearRT™ヘリカルkVCTイメージングシステムは,Radixact®独自のハードウェア技術であるガントリーの連続回転とカウチの連続動作機構にファンビームを搭載したヘリカルイメージング機能です。従来システムに見られたアーチファクトや歪みを低減します。柔軟で,高画質,大きな画像領域を求める放射線治療のために設計されたClearRT™は,さらなる放射線治療の活用に貢献します。

特長<6>
Radixact治療高速化オプション VOLO™ Ultra オプション
VOLO™ Ultraは、 Radixact® およびTomoTherapy®Treatment Delivery Systemのための新しい治療計画と最適化ツールオプションです。TomoHelical™、TomoDirect™両照射モードの放射線治療計画を最適化します。これまでに確立された技術とユーザーの経験値をもとに、最新のオプティマイザーによって治療計画の作成プロセスが簡素化されました。重み付きコスト関数最適化による直感的なプランニング手法により、VOI(Volume Of interest)の重要度やオーバーラップの優先度を設定する必要がなくなりました。ピッチ選択の自動化と治療時間の短縮オプションにより、臨床医は効率的に治療計画を作成し、患者に最適な治療を提供することができます。

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