超音波診断用ハイドロジェルパッド　ハイドロエイド

ハイドロエイドは、超音波診断の過程で視覚化が困難な部位、浅い部位や敏感な部位での使用、液状ゲルの使用が困難な不均一な部位にも使用できます。
また、液状ゲルの使用が不可能な開いた創傷の検査も可能です。

●3種の高分子(ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、寒天)の架橋構造による含水ジェルパッドで、重量の94%は水です。ヒトの組織と近似した音響インピーダンスを備えています。
●画像診断装置のプローブと測定対象との間に置くことで、アーチファクトの少ない鮮明かつ正確な画像が得られます。
●柔軟で弾力性があるため凹凸のある表面にも使用でき、身体のどの部位にでも密着させることが可能です。そのため陰嚢や眼窩等、プローブをあてることが技術的に困難な個所でも測定可能です。
●適用部位の形に適合するよう鋏やメスで整形することも可能です。
●測定部位がプローブ先端の直下にあるような事例でも、スペーサーとして利用することにより(数枚重ねて使用可)、均一の距離を保持できます。よって超音波画像診断において、甲状腺・肝臓・関節内の画像はもちろん、描出しづらい表在性の部位も描出可能です。
●電子線滅菌済みです。トランスデューサーが直接皮膚に触れず、液状超音波用ゲルのように患者に塗布したものが残らないので、清潔でより衛生的に検査を行うことができます。感染の危険性も軽減できます。