ベルモント　ラピッド・インフューザー

【手術、そして外傷による大出血症例治療のスタンダードケア、ライフセービングデバイスとしての実績】
先進の血液・輸液加温技術とその制御技術を融合して設計、製造されたベルモント　ラピッド・インフューザー。ライフセービングデバイスとして、世界中の病院における大出血症例治療に積極的に使用され、その治療法はスタンダードケアとして広く認知されております。

1)高速でも速やかに加温できる独自のドライヒーター
●独自の電磁誘導ヒーターを採用しています。(特許取得)
●コンパクトながらも大きな表面積を有する独自のヒートエクスチェンジャーは、血液製剤や輸液をターゲット温度まで速やかに加温でき、異常加熱やホットスポットが起こりません。
●血液製剤や輸液を一つのルート内で生理的温度にまで加温します。

2)高速ペリスタルティックポンプ
●2.5〜1,000mL/分の範囲で、血液製剤や輸液の注入流速を正確にコントロールします。
●注入流速をコントロールできない加圧バッグを排除しています。
●患者さんに注入したトータルの輸血量や輸液量のモニタリングが可能です。

3)エアー検知機能と自動エアー除去機能
●二つのエアーディテクターによって、注入ライン、患者ラインへのエアーの侵入を監視。エアーを検知した際には、再循環ラインを使ってエアーを除去します。
●自動エアーパージ機能により、一定流量を注入する毎に、加温による血液等からのアウトガスを自動除去します。
●プライミング時にも自動でエアーを除去できるため、スタートアップが簡便です。