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マイクロウェーブアプリケータ MMW-05

製造販売企業:室町機械株式会社

製品について
実験動物の脳内物質の測定に先立ち、測定物質に関連する諸酵素を不活性化する方法として凍結法がありますが、凍結法では生体内酵素を不活性化させるまでにかなりの時間を必要とし、この間に測定物質に死後変化が生じるおそれがあります。更に脳の摘出や脳内の特定部位を分離する操作に困難が伴います。この解決方法としてマイクロウェーブの瞬時照射により諸酵素を不活性化する方法が広く用いられるようになりました。照射後は、凍結法で行われる低温処理の必要もなく、室温にて処理ができ、安定した測定値が得られます。また脳の摘出や特定部位の分離も容易です。近年新たなアプリケーションとしてタンパク質のリン酸基結合状態の保存にも使用されています。
特長
●全ての設定は装置前面パネル上のタッチパネル・ディスプレイで行うことができるので操作は至って簡単です。
●出力設定はデジタルなので容易且つ高い再現性が得られます。
●スイッチング電源を採用したことにより、電源電圧の変動(190〜240V)にも対応できます。
●従来の水冷方式に代えてエコフレンドリーな空冷方式を採用したので給排水の設備はもう不要です。
●従来の装置(重量220kg)と比べてコンパクトになり、重量も103kgと半分以下になりました。
※この製品の使用には「高周波利用設備申請」が必要となります。

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