吸引式生検針シュアーカット

吸引式生検針シュアーカットはMENGHINIタイプの生検針です。

●テーパーポイントの内針は、生検目標の臓器、又は臓器内目標部位まで、中間組織をコアリングすることなく外針をリードします。このため、生理食塩水のフラッシング操作が不要です。
●針管内に採取された組織検体は、内針の先端部でブロックされ、従来「吸引生検法」の欠点とされた組織検体の「挫滅」の問題を軽減しました。低圧吸引により採取された、体液・血液は細胞診に使用いただけます。
●組織を切り開くのではなく、押し広げる事により穿刺されるテーパーポイント内針により刺通部侵襲が小さく、止血時間も低減されます。
●メスと同等の切れ味を持つ、シュアーカット外針の刃先は、臓器組織を円筒状にカットし、針管内に組織を採取します。
●シュアーカットには「最小の径の針で、最大の径の組織を採取したい」というユーザーの要望を反映して、95ミクロンの極薄肉針管が使用されています。
●シリンジのプランジャーを引き、シリンジ内に陰圧が発生すると、プランジャー・ロックが作動します。このロック機構により、術者は従来の陰圧保持操作から開放されました。