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乳房用PET PEMGRAPH

製造販売企業:古河シンチテック株式会社

製品について
PEMGRAPHは対向型検出器で構成された乳房専用の設計としており、検出器の間隔を調整可能な構造とすることで乳房の大きさに合わせて検出器間隔を適切に設定できます。そのため乳房全体を視野に入れることが可能。検査着を着用した状態で検査することも可能で、マンモグラフィのように強く圧迫することもありませんので乳がん検査への不安、心配を大幅に軽減しております。
特長
●検出器は長さ20cm(面積として20×14cm2)の平行平板2枚構成とし、25mm間隔で検出幅を上下に移動できる構造としました。乳房の大きさに合わせ、最適な検出器間隔が実現でき、検出器間に腋窩部、胸壁部を含め乳房全体を視野に入れることが可能であるためブラインドエリアがありません。
●PEMGRAPHは、X線マンモグラフィのように強く圧迫することなく、検査着を着用した状態で検査する事も可能です。そのため乳がん検査に対する不安、心配を大幅に軽減しております。
●検出器には、時間分解能が優れたPr:LuAG (Pr:Lu3Al5O12) シンチレータを採用しています。全身用PET装置と比較して検出器間隔が小さいPEMGRAPHは、時間分解能に優れるシンチレータの使用により性能向上が図れます。さらに、Pr:LuAGシンチレータの結晶サイズを検出器構成に合わせて最適化することで、空間分解能:2.0mm以下を実現しました。
●本体装置を設置する際の空間サイズ(50×165cm2)は畳面積(91×182cm2)の50%の面積に設置可能なコンパクトな設計となっております。また、検出器のポジションをモーターレスで実現し、軽量化を図りました。検出器の上下動、±90度の回転動により、乳房のセッティングが容易に行えます。
●片胸3分〜5分、ポジショニングを含め乳がん検査のプロトコル例として約10分で両胸の検査ができ、画像再構成に要する時間が約1分、その場で画像を確認することが可能です。
●X線マンモグラフィーと同じ撮影ポジションが可能なため、画像の比較評価が可能です。

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