sterEOS　イメージングシステム

【先進的な整形外科治療のための革新的なイメージングシステム】
sterEOSイメージングシステムは、整形外科固有のニーズに取り組む専用モダリティです。sterEOSは全身の正面・側面画像を同時にスキャンします。X線スキャンは荷重下で行われるため、整形外科医や放射線科医は機能的肢位での患者の全身の評価が可能です。
sterEOSによる低線量X線検査は、患者の治療過程を通して、高精細な2D画像と有益な解剖学的3D情報を提供します。また、"MicroDose"オプションにより3Dモデルの作成能力を損なうことなく、通常のsterEOS検査と比べてさらに放射線被ばくが低減されます。小児に対する経過観察での検査に"MicroDose"機能を使用することは、ALARA(合理的に達成できる限り低く)の原則へのもうひとつの重要なステップであり、治療経過中に頻回のスキャンを必要とする疾患の患者にとっては特に重要です。

●DR(デジタルX線撮影)と比較して50%、CR(コンピュータX線撮影)と比較して85%、基本的なCTスキャンと比較して95%の放射線量の低減
●"MicroDose"機能を用いると、わずか1週間分の自然放射線と同等の線量で、正面および側面の全脊椎撮影が可能
●荷重下全身画像による、骨格の全体像の把握および診断の改善
●拡大投影の減少およびつなぎ目なしの長尺画像による正確な計測
●65,000超のグレーレベルを有する優れたコントラスト能による高精細な画像
●成人では20秒以下、小児では15秒以下の迅速な全身撮影
●複雑な脊椎または全身撮影の場合でも、約4分間で終了する効率的な検査サイクル