MET ONE 施設内モニタリングシステム

設備のモニタリングを遠隔で行う施設モニタリングシステム(FMS)は、医薬品製造など様々な産業のクリーンルームの管理ニーズに対応できるよう、幅広い設定を行うことが可能です。FMSは、非生物的な空中気中の浮遊微粒子数、空気温度、および相対湿度をモニタリングすることができます。ベックマン・コールター社のFMSソリューションは、お客様がすでにお持ちのSCADAといったシステムと容易に、かつ効率的にインテグレーションを可能にするために設計された、オープンアーキテクチャーのプラットフォームをベースにしています。ルーチンのモニタリングおよびクリーンルーム分類用のポータブル型気中パーティクルカウンター「MET ONE 3400シリーズ」やリモート型気中パーティクルカウンター「MET ONE 6000シリーズ」は、いずれもMET ONEテクノロジーという確立された技術に基づいて設計されています。MET ONEソフトウエアプラットフォームは、直観的で使いやすいインターフェースを備えているため、マニュアルでのSOPモニタリングで生じる可能性のあるヒューマンエラーを削減します。また、モニタリングレポートの集約やEUGMP/FDA各種ガイドライン (例えば、ISO 14644および21 CFR Part 11など) への対応を容易にして電子署名付きのペーパーレスレポートにFMSデータを統合することも可能です。

●クリーンルームのモニタリングを目的として最適化されたワークフローのインテグレーションソリューション
●21 CFR Part 11に準拠したソフトウエアワークフローが、安全なデータ管理を実現
●ポータブル型およびリモート型気中パーティクルカウンターとのインテグレーション